T Studioです!
ダイエットには「筋トレ」というのが当たり前になってきました。
しかしひと昔はダイエットといえば「走る」方が一般的だったのではないかと思います。
走るといえば、いわゆる有酸素運動。
健康診断などの際に医師から勧められた人もいらっしゃるでしょう。
有酸素運動と対になる言葉で、無酸素運動というものがあります。
この有酸素、無酸素とはいったい何を指しているのでしょうか?
少し詳しい方だと、
有酸素運動=ジョギング、ウォーキング
無酸素運動=筋トレ
というイメージがあるかと思います。
これは決して間違いではありません。
もう少し詳しく説明すると、これは「主とするエネルギー代謝の違い」となります。
人間のエネルギー生産機構には、酸素を必要とする機構と必要としない機構があります。
(酸素を必要としない機構にはATP-CP系、解糖系など)
どちらの機構が主となり働いているか?で有酸素運動、無酸素運動は分けられています。
そのため、
短距離を短時間で走り抜ける=無酸素運動に近い
100回スクワットする=有酸素運動に近い
ただし、運動は様々な要素が関わるため一概に有酸素運動・無酸素運動と分けることは非常に難しいです。
どちらも違った特徴があるため、どちらが優れているということもありません。
目的に合わせてどちらかを選択、または両方を組み合わせて取り入れることも有効です。