肘内障について

こんにちは!
三条院の風間です(*^_^*)

あっという間に10月に入り、あと2ケ月で今年も終わりだと考えると時が過ぎるのがとても早いですね^_^;

さて、早速ですが今回は幼少児に特に多い“肘内障”について紹介していきたいと思います。

肘内障の多くの場合は、親が手を引っ張った際に発生します。
そして手の平を下に向けた状態で強い引っ張り力が加わると橈骨輪状靭帯という靭帯の下を橈骨頭というものがくぐり抜けることにより起こります。

上記のことが起こった場合の症状としては
① 手の平をずっと下に向け、肘を軽く曲げた状態でいる
② 肘外側の運動時の痛み
③ ある程度の肘の屈曲は可能であるが、それ以上の屈曲には不安定感、痛みがあり、腕を動かせない
④ 痛みの部分の腫れ、発赤は見られない

以上の4項目が主となります。

一般的に元の状態に戻す(整復)は簡単でありますが、靭帯によっては整復が難しくなることもあります。
整復が完了すると多くの場合、直ちに腕を自由に動かせるようになり、特別な固定は必要としません。

しかし、治った後でも激しく動かしたり、引っ張ったりすると再発する恐れがありますので、しばらくは自宅で安静すると良いでしょう!

幼少児のお子さんのいる方々は十分ご注意ください!
そして、少しでも様子がおかしいと思いましたら直ちに当院までお越しください!

以上、三条院の風間でした(*^_^*)