ぐっすり寝るための呼吸法

こんにちは!物見山院です!

みなさんはよい睡眠ができていますでしょうか?

患者様の中で寝つきが悪かったり、起床時に身体の不具合を訴える人が多くいます。

今回は寝付きがよくなったり睡眠環境が改善できる『呼吸法』とメリットをご説明します。

【腹式呼吸】

・メリット

腹式呼吸はリラックス効果や、血行を促進するなどの効果があります。

考え事や集中している時、緊張やストレスが続くと人は自然と息が浅くなり回数が増えてしまいます。その時は通常の呼吸すら満足にできていない状態、すなわち体に十分な酸素を送れていません。そうなると、リラックスするための副交感神経が影を潜め、目が冴えてしまう神経が際立ってしまうのです。

腹式呼吸を行う事により、睡眠前に受けた刺激や、不安を取り除きリラックスさせ、寝付きを良くしてくれるのです。

・やり方

①あお向けになって鼻から息を吸います

②お腹をふくらませ、空気をためます

③口からゆっくりと息を吐き出します

息を吸った時にお腹が膨らむ事が大事です。

あお向けであれば、より、腹式呼吸を行いやすくなりますので、眠る時の体勢には最適です。

【呼吸カウント法】

・メリット

呼吸法を取り入れる事で呼吸に集中する事ができ「頭の中の余計な情報をカットする」事ができます。今の現代人は昔に比べ、たくさんの情報が頭に詰め込まれています。今まで存在しなかったパソコン、タブレット、スマートフォンなどが現れ、いつどのような時でも情報に触れる事ができるからでしょう。

余計な情報をカットする事で気持ちが落ち着き、眠りやすくしてくれるのがカウントの呼吸法です。

・やり方

①息を完全に吐き切ります

②4つ数えながら鼻から息を吸います

③7つ数え終わるまで息を止めます

④8つ数えながら息を吐き出します

これを10回ほど繰り返します。

呼吸カウント法は、4-7-8呼吸法や、ただ数を数えるカウント呼吸法、いろいろな方法があり、禅の世界では数息観とも呼ばれます。

以上、やりやすい呼吸法を二つ紹介しました!

自分に合いそうな呼吸法を気軽に取り入れてみるのはいかがでしょうか。

自分にあった呼吸法を取り入れ、寝苦しい夜を乗りこえましょう。