物見山院の鷲津です。
今回は骨盤についてお話ししていきます。
貴方の「骨盤は傾いている」
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骨盤の【前傾】と【後傾】についてお伝えしたいと思います。
まず第一に骨盤には前傾と中立(ニュートラル)後傾の3つに大きく分類されます。
骨盤前傾
骨盤前傾は文字どおり前に傾いた状態で、海外のアスリートに多いタイプです。
背骨のS字カーブが発達しているので、飛ぶ、跳ねる、走るといったバネ作用を発揮できます。
また、腸腰筋やハムストリングも発達するので高い身体能力があります。
骨盤中立
骨盤が前にも後ろにも傾いていない状態なので、直立または中立などと呼ばれています。
日常生活に限定するのであれば、背骨に過度な負担が掛からないのでこのタイプの方が望ましいでしょう。
『日常動作に必要な姿勢と考えて下さい!』
ちなみに日本のアスリートはどちらかというと、このタイプが多いです。
「ジョギング」で考察すると、走りの中でもっと良いのが、前傾気味になっているということだと知っている方多いと思います。でも、実際にどうやって前傾させるかよく分からないという方が多いと思うので今回はそこを詳しく解説していきたいと思います。
【前傾】から何故そうなるのかを説明していきます。
【前傾】
これは腸腰筋が発達していると起こる現象であると言えます。そしてこの腸腰筋は私たちの普段の生活でもなくてはならないものとなっていて、腰椎を左右から挟んで重心を支えるいわば、体の柱にあたる重要な部分になります。
そして、背骨が体の大黒柱とすると腸腰筋はそれを支える柱となるものです。
この柱が崩れると背骨のゆがみや骨盤のゆがみが起こってしまい、走りに悪影響をもたらします。なので、走る動作ではこの腸腰筋をいかに発達させれるかが重要になってきます。
これは楽に走るというというものを突き詰めると最終的に行き着くのが骨盤の前傾だといえる訳です。
でも、日本人をはじめとする多くの人種は骨盤を上手く前傾させることができないのが事実にあります。つまりは、トレーニングをして鍛えていくしかないことになります。
それで、この腸腰筋はなんといっても『体幹の安定化を助ける』と言う働きをしてくれるのでランナーには欠かせな筋肉です。
体幹の安定化は一言でいうと
【インナーマッスル=背骨を固定する】ことといえます。
最近では体幹トレーニングがスポーツにおいて重要視されはじめていますが、それは背骨を固定することができなければ足も腕も思ったようには動いてくれないです。
さらに腸腰筋はすべての【踏ん張る】という動作にも働いてきます。
これが走る動作の主体となっており地面から得られる反発を上手く吸収して走りの推進力にかえます。
なので、骨盤の前傾とは体の柱となる腸腰筋をトレーニングで鍛えていった時に体に起こる効果だと思って下さい。
「貴方の骨盤倒れていませんか」
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次回は【後傾】編へ
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