筋肉の左右差を改善するには??

いつもT Studioをご愛顧いただきありがとうございます。


今年ももう雪は終わりでしょうか??

最近はそこまで寒くない日が続き、雪が苦手な私としてはありがたい限りです。

ウィンタースポーツを愛好している方はもうじきシーズンオフに備えているかと思います。雪の時期はみなさま運動量の落ちやすい時期になります。

健康維持・筋力維持のためにはご自宅やジムなどでトレーニングをオススメいたします。


長期的なトレーニングの経験のない方は、トレーニングを始めると様々なことを体感します。

その中の1つに「左右の筋力・柔軟性の差」があります。

人によってはものすごく気になるし、気にしない人は気にしないポイントです。


左右差の改善については様々なアプローチがあります。


①ストレッチ・低強度運動を重視して行う

股関節であれば殿筋・大腿部のストレッチを入念に行い、クラムシェルなど床で行う運動を徹底。左右での筋感覚や可動域を両方高めていく。


②左右非対称なウェイトトレーニング

片手で引く、片足で押すなど、いわゆるオルタネイト種目を行う。このときに「筋感覚・筋力の弱い方」から行い、良い方は後に行う。


③前庭感覚強化

全身的な深部感覚の強化。ストレッチポールやバランスディスクなど。


④段階的プログレッション

苦手な方を単純的な動作から強化し、徐々に複雑な運動へシフトしていく。


⑤活動電位誘発

苦手な方の筋を触れる、押す、テープを貼る、電気を流すなど、筋収縮を誘発する刺激を送る。


などなど…たくさん書きましたが、実践的なのは①と②になるかと思います。

「左右差」は一般には「悪」と思われがちですが、お仕事・スポーツに適応した結果であったりします。

パフォーマンスを支えるものの1つになっていた場合もありますので、左右差は絶対的に是正しないといけないものではありません。

ただし左右差が強すぎて、日常生活に影響を及ぼしていたり「痛み」の元となっていた場合には、上記のような手段などを用いて修正していくことが有効です。


左右差の修正には、毎日の継続と根気が不可欠です。

その他のお身体の悩みがあれば、ぜひお聞かせ下さい。