変形性膝関節でお悩みの方へ

こんにちは!物見山院です!

変形性膝関節症は日本国内だけでも約700万人以上の患者がいると言われています。

当院でも膝の痛みでお悩みの方は多くいらっしゃいます。

変形性膝関節症とは、何らかの原因で、膝関節周辺が変形して、痛みを生じます。変形性膝関節症でお悩みの方は、階段の昇り降り、正座が出来ない、痛くて歩けないなどがあります

なかなか良くならず、たくさんのお薬・病院・治療を受けられている方も多くおられます。

精神的な負担も大きく、うつ的な症状にお困りの方も少なくありません

変形性膝関節症はとてもつらい病気ですが、しっかりと治療をしてあげればよくなる症状です。つらい変形性膝関節症を治すために、変形性膝関節症の原因・症状について説明しております。


1.変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症は、膝関節の機能が低下することで痛みがでます。膝関節の機能が低下する原因として、加齢や筋力低下、肥満などによって発症することが多いです。それに伴い、膝軟骨半月板のかみ合わせが変形することで痛みが出てきます。


2.変形性膝関節症の症状・原因

加齢や筋力低下によって軟骨や半月板などが変形することで、痛みを伴う症状が発生します。変形性膝関節症の初期は、関節軟骨だけがダメージを受けるようになっていますが、後に関節軟骨が摩擦することでダメージが大きくなります。

そして半月板の断裂、骨と骨をつなぐ靭帯の障害へと進んでいき、さらに痛いものへとなっていきます。ダメージが大きくなれば関節炎を発症し、関節間に含まれている関節液が過剰に溜まり、膝関節水症を発症します(いわゆる水が溜まる)。変形性膝関節症の症状では、階段の上り下り、正座などができなくなります。

水がたまるなどの症状が続くと、大腿骨脛骨が直接こすれることで激しい痛みを感じ、ついには歩行困難になってしまう恐れがあります。
変形性膝関節症で水がたまると言われている症状は、炎症を起こした部位を守ろうと関節液が防御反応で発生するようになっているのです。

変形性膝関節症の治療でたまった水を抜く治療があります。水を抜くと当初は楽になるのですが、しばらくすると痛みは戻り、抜いても炎症が続けば水は溜まり続けます。 

3.変形性膝関節症がなかなか治らない方へ

病院でもなかなか治らない変形性膝関節症の方は手術を考える方も多いと思います。まだ諦めないでください。なかなか治らない方は、膝周辺の軟骨・骨が痛みの原因でない場合があります。この場合の原因として

  • 膝周辺の筋肉の過緊張
  • 身体の冷え、特に下半身の冷え
  • 免疫力の低下

膝周辺の筋肉が緊張すると、膝周辺が硬く、動きにくくなります。このため、無理な動きが、膝へ大きな負担を与えます。特に、階段の昇り降り、正座はご自身の体重がかかるため、痛みを強くします。筋肉の緊張は、レントゲンやMRIではわからないので、見逃されがちになります。

また、身体の冷えは、血流を悪くします。特に下半身が冷えがちな方は、痛みが強くなり、回復力が低下します。この結果、変形性膝関節症の症状が強くなります。このような状態が長く続くと、本来あなたを守ってくれる免疫力が低下します。これらの結果、変形性膝関節症の痛みが強くなるのです。

頻繁に膝の水を抜いている方や、毎回ヒアルロン酸注射をしている方、手術を検討している方、症状が改善しない場合は、是非一度当院へご相談ください!