ド・ケルバン病(親指付け根の痛み)

こんにちは!三条院の風間です(*^_^*)

今日は親指の付け根に痛みを生じるド・ケルバン病を

紹介していきたいと思います。(別名:狭窄性腱鞘炎)

病態・・・

手首の親指側には親指を伸ばす短母指伸筋(たんぼししんきん)と

親指を外に広げる長母指外転筋(ちょうぼしがいてんきん)と呼ばれる筋肉の腱があります。

これらは筒状の形をした腱鞘の中を通ります。

しかし親指を過剰に使用すると摩擦で腱鞘が肥厚し、腱の滑りがスムーズに行われなくなります。

その結果、炎症が起きて痛みや腫れが生じます。

原因・・・

日常生活やスポーツ動作における親指の使い過ぎ、女性の場合は、
妊娠出産期にホルモンバランスが変化して起こることもしばしばあります。

最近はスマートフォン等の使いすぎも原因といわれています。

治療・・・

まずはエコー等で炎症がないか確認し、炎症がある場合はそれをおさえるためにアイシングを行います。

炎症が見られない場合は電気療法から行います。

使いすぎによる痛みの場合はその原因となっている筋肉に対してアプローチしていきます。

またテーピング等で患部の安静を保つこともあります。

親指の付け根に違和感を感じたら要注意です。

気軽に最寄りのたか整骨院へご相談ください!

以上、三条院の風間でした(*^_^*)

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