トレーナーが教える腰を痛めにくい除雪

T Studioです。
大雪が続きました。
当スタジオでもキャンセルが相次ぎ、また交通が復活してからは「除雪で腰が痛くなった」という方も多くいらっしゃいました。

「いい除雪の方法」について複数名の方からご質問を頂きました。
今回はその除雪の方法について簡単にご説明したいと思います。

写真1枚目は、ついついやりたくなる除雪の方法です。
お尻を落とさず、道具の端を持ち、腰をかがめて上肢の筋力で行う方法です。

あまり大きくカラダを動かす必要がないため、一見とても楽な方法に見えます。
ただし、モノを持つとき、負荷がかかる時はカラダから遠ければ遠いほど負担が増えます。
そして動きの支点がこの場合は腰になってしまうため、腰の負担が増えてきます。

新雪で狭いスペースを細やかに行う場合に限りましょう。

写真2枚目は、オススメしたい除雪法です。
1枚目とは反対にお尻を落とし、道具を短く持ち、下肢の筋力で行う方法です。

スクワットをするようにカラダを動かす必要のある除雪法です。
この場合、荷重(雪の重さ)がカラダのすぐ近くにかかります。
そして動きの支点が股関節になり、膝・股関節・体幹・上肢と全身の筋力を使うことができるため、腰の負担を減らすことができます。

力も入るため、溶けかけの雪や圧雪された雪にも有効です。

ただし、それでも普段から運動していない方や、繰り返し広範囲の除雪を行った場合には相当の負担がカラダにかかります。
ケア、コンディション調整、カラダの不調などがありましたらたか整骨院、または当スタジオにご相談下さい。