ばね指について

こんにちは!三条院です!

今日はばね指について書いていきます!

手には、指関節を曲げるための「屈筋腱」と、腱の浮き上がりを抑え、力を有効に伝える滑車の役割の「腱鞘」があります。屈筋腱が腱鞘という滑車の中を移動することで、指の曲げ伸ばしが自由にできるようになります。

更年期の女性に多く、また妊娠出産期の女性にも多く発生します。

母指や中指におこることが多いです。

指を酷使し、腱鞘に炎症(=腱鞘炎)が起きると、腱鞘が腫れて厚くなり、腱の一部にも炎症が起きて肥大化し、腱鞘内を通過する際に、腱が引っかかり円滑な関節運動が妨げられます。
この際に、腱と腱鞘が擦れて痛みを感じる事もあります。

症状が進行すると、伸びない指を元に戻そうと、無理に強い力をかけると、腱の引っかかりが外れて腱鞘を通過する瞬間、カクンと跳ねるように指が伸びます。この動きが「ばね現象」です。


最初は軽症でも放置しているうちに少しずつ症状が進行してしまうので、早期の治療と正しいケアを行うことが大切です。
気になる事がありましたら当院へご相談ください。